教室の生徒さんの中で最も速く指が動かせるSくん。
難しいことへも果敢にチャレンジする努力家です。
今年は特に希望曲がないとのことだったので、
先生が数曲提案させてもらった中から
「かっこう」を選んだSくん。
(先生はそれを選ぶと思っていたよ)
今年は最初から最後まで16分音符のオンパレード。
ほとんどの部分で(95%くらい?)
右手、左手のどちらかが16分音符となっているこの曲。
プログラムの「かっこう」というタイトルを見た時に
誰がこのようなカッコウ🐦を想像したでしょうか。
きっと、みなさんもう少しのどかな曲だと思われていたのでは?
この、速い曲の中で
・緩急や強弱をつけること
・忙しく動く16分音符を弾く手と逆の手で奏でる
カッコウの鳴き声
・音がはなれている16分音符。
大変なことは多く、1オクターブはなれている16分音符は
手が小さめなSくんにとってとても大変そうでした💦
何度も何度も調整、工夫、
そして、できる限りの練習と努力を重ねて本番に臨みました。
発表会後に集まったSくん宛のメッセージカードはかなりの枚数で
お渡しした時に嬉しさからにやけていたのは
お母さんも先生も見逃していません(笑)
みんなが知らない(と思われる)曲で
それだけの感想をいただけるという事は、
Sくんの努力と曲に込めた思いが
会場に居た人に伝わったということですよね♡
来年の発表会はどんな曲を披露してくれるのか、
きっと今年の演奏を聴いたみんなが楽しみにしてくれていますよ
演奏前のコメント📝
僕が練習で頑張ったことは、速いリズムを崩さず、鍵盤を押すことです。
僕は、かっこうが急いでいるところを想像できるように弾きたいです。